SIPサーバー: 構成: AppRouter

構成オプション     

このページでは、SIPサーブレット・コンテナのアプリケーション・ルーター(AR)機能を構成します。

初期リクエストを処理するために、SIPサーブレット・コンテナは最初にアプリケーション・ルーター(AR)を呼び出します。アプリケーション・ルーターは、適切なSIPサーブレット・アプリケーションの選択に使用されるロジックを提供します。アプリケーション・ルーターは、コンテナが機能するために必要ですが、ARはコンテナから独立した論理エンティティです。ARはアプリケーションの選択のみ行い、アプリケーション・ロジックを実装しないでください。たとえば、ARはリクエストの変更やレスポンスの送信を実行できません。詳細は、プログラミング・ガイドのSIPアプリケーションの作成を参照してください。

構成オプション

名前 説明
AR構成データ

initメソッドでデフォルトまたはカスタムのARに渡すプロパティ。

すべての構成プロパティは、Javaプロパティ形式に準拠する必要があります。DARのプロパティを入力している場合、プロパティはSIPサーブレット仕様v1.1の付録Cに説明されている詳細プロパティ形式にも従う必要があります。カスタムAR実装では、付録Cに説明されている形式とは異なる詳細プロパティ形式を使用できます。カスタムARは、構成データの検証も行います。

オプションで、-Djavax.servlet.sip.ar.dar.configuration Javaオプションを含めることにより、WebLogic Communications Serverインスタンスの開始時にAR初期化プロパティを指定できます(URIではなくプロパティ・ファイルを指定するには、接頭辞file:///を含めます)。Javaスタートアップ・オプションを指定した場合、コンテナはAR構成データで定義されている構成プロパティを無視します。AR構成データのプロパティはいつでも変更できますが、-Djavax.servlet.sip.ar.dar.configurationオプションを省略してサーバーが再起動されるまで、プロパティはARに渡されません。

MBean属性:
AppRouterBean.AppRouterConfigData

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

カスタムARを使用

デフォルトのARではなくカスタム・アプリケーション・ルーターを使用します。

MBean属性:
AppRouterBean.UseCustomAppRouter

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

カスタムARファイル名

カスタムAR JARファイル名($DOMAIN_HOME/approuterディレクトリに格納されている必要があります)。

MBean属性:
AppRouterBean.CustomAppRouterJarFileName

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバーの再起動後に有効になります。

デフォルト・アプリケーション名

カスタムARが初期リクエストを処理するためのアプリケーションを見つけられない場合にコンテナが呼び出す必要のあるデフォルト・アプリケーションの名前。

デフォルト・アプリケーションが指定されていない場合に、ARがアプリケーションを選択できないと、コンテナは500エラーを返します。

注意: 「デフォルト・アプリケーション名」の値としてアプリケーションの名前を指定する前に、そのアプリケーションをデプロイする必要があります。

MBean属性:
AppRouterBean.DefaultApplicationName